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医療脱毛後の毛抜きは楽しいけど危険!|すでにやってしまった時の対処法も紹介

医療脱毛後に引っ張ると抜ける毛を見るのは、脱毛効果を実感できて楽しいですよね。

ところが、医療脱毛後の毛抜きには以下のようなリスクが潜んでいるのをご存知でしょうか。

  • 次回の脱毛効果に悪影響を及ぼす
  • 肌トラブルの原因になる

本記事では医療脱毛後における正しい毛抜きの方法やリスクを、医療脱毛経験者である筆者がわかりやすくご紹介します。

抜いて良い毛と抜いてはいけない毛の違いを知って、リスクを最小限に抑えましょう。

この記事でわかること
  • 医療脱毛後の毛抜きが危険な理由
  • 医療脱毛後の「ポップアップ」について
  • 医療脱毛期間中の自己処理と注意点
目次

医療脱毛後の毛抜きは楽しいけど危険!

脱毛後1〜2週間後に毛がポロポロと抜け落ちていく状態のことを「ポップアップ現象」と呼びます。 

ポップアップが起きている毛は引っ張れば簡単に抜けるので、ついつい指や毛抜きで抜いてしまう人は多いです。

たしかに毛がスルスルと抜けていく様子は楽しいですが、毛抜きや指での抜毛には注意しましょう。

ポップアップが起きている毛を抜いても特に問題はありませんが、もしもポップアップが起きていない毛を抜いてしまうと以下のようなリスクが発生します。

ポップアップが起きていない毛を抜くリスク
  • 次回の脱毛効果に悪影響を及ぼす
  • 肌トラブルの原因になる
  • 脱毛効果を実感できなくなる

ポップアップが起きているかどうかは見た目で判断ができないので、できれば完全に放置しておくのがおすすめです。

ポップアップ前の抜毛で起こるリスク4つ

ここではポップアップが起きていない毛を抜いたときに起こるリスクについて、より詳しく説明していきます。

しっかりと目を通して、毛抜きに対するリスクを把握しておきましょう。

レーザーが反応しなくなる

医療脱毛や美容脱毛で使用されているレーザーは、毛の黒い部分に反応する仕組みです。

毛を抜いてしまうと黒色の色素自体が残っていない状態なので、レーザーを照射しても毛根にアプローチできません。

効果的な施術を受けるために、医療脱毛の期間中は毛抜きを使用しないことをおすすめします。

毛周期が乱れる

医療脱毛の施術は、毛周期(毛の生え変わりサイクル)に合わせて行われます。

一度の施術で全ての毛を処理するのではなく成長中の毛に対して効果を発揮するため、毛周期に合わせた複数回の施術が必要なのです。

毛抜きで強制的に抜いてしまうと毛周期が狂ってしまい、施術の効果を十分に実感できなくなる恐れがあります。

毛周期に応じた適切な施術を受けて脱毛効果を向上させるためには、毛抜きの使用を避けるようにしましょう。 

肌トラブルの原因になる

医療脱毛後の肌はデリケートな状態なので、毛抜きで無理に抜いてしまうと埋没毛や毛嚢炎などの肌トラブルに発展する可能性があります。

埋没毛とは、毛穴が塞がり毛が表面に出てこれない状態のことで、黒ずみや炎症の原因となる症状です。

また、抜いた毛穴に雑菌が侵入し赤みや痛みを引き起こすことを毛嚢炎といいます。

せっかく脱毛で美しくなろうというのに、肌トラブルに発展しては本末転倒です。

毛抜きや脱毛ワックスの使用は、このような肌トラブルの原因となるのでおすすめできません 。

脱毛効果を実感しづらくなる

医療脱毛のレーザーに照射された毛は、1〜2週間後からポロポロと抜け落ちていきます。

これを「ポップアップ現象」と呼び、これを体験し自分の目で観察するのが脱毛効果を実感する最大のコツです。

ところがポップアップ現象が起こる前に毛抜きを使用してしまうと、当然ながら抜け落ちる様子を観察できません。

医療脱毛は痛くて辛い思いをしながらの長期戦なので、効果を実感しモチベーションを保つことはとても大切だといえます。

医療脱毛後に脱毛効果を実感するためには、ポップアップ現象が起きるまで抜いたり剃ったりしないのがおすすめです。 

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すでに毛抜きで抜毛してしまった場合の対処法

もしもポップアップの起きていないを抜毛してしまったら、直後に施術を受けても脱毛効果を得られません。

なぜなら医療脱毛の効果を発揮するためには、毛周期に合わせた施術が必要だからです。

毛周期とは毛が生え変わる周期のことであり、医療脱毛では成長中の毛にアプローチすることで効果的な脱毛が行われます。

抜毛は毛周期を狂わせてしまうので、次の施術を効果的なものにするためには毛周期を整える必要があります。

通常、毛周期を整えるには1ヶ月程度が目安とされていますが、部位によっても異なる場合があります。

また、肌や体毛の状態によって個人差もあるため、クリニックのスタッフに相談することが最善の対処法です。

医療脱毛期間中におすすめの自己処理法

医療脱毛の期間中であっても毛は生えてくるので、どうしても自己処理が必要な場合があるでしょう。

そんな人には、以下の自己処理アイテムをおすすめします。

おすすめの自己処理アイテム
  • フェイスシェーバー
  • ヒートカッター

どちらも肌を痛めにくいので、脱毛直後のデリケートな肌にもお使いいただけます。

フェイスシェーバー

フェイスシェーバーは刃が直接肌に当たらないので、肌に優しくトラブルが起きにくいアイテムです。

ただし、太い毛に対しては力負けしてしまうので、ヒゲやVラインを処理するのには向いていないのがデメリット。

なお、施術前の自己処理にはフェイスシェーバーを指定するクリニックも多く、一本持っておけば重宝します。

本体価格はリーズナブルであり、顔の毛や眉毛の手入れにも使えるので購入しておいて損はありません。

ヒートカッター

ヒートカッターは刃が電熱線になっており、肌に直接当たらないので肌にやさしくおすすめです。

また、ヒートカッターは毛を焼き切る仕組みなので、切断面が丸く滑らかに仕上がります。

刃を使用したアイテムとは違ってチクチク感を感じにくいのもメリットのひとつです。

一方で構造的に根本からツルツルにはできないので、脇やVラインの長さを調整するのに向いています。

脱毛期間中におすすめできない自己処理アイテム

脱毛期間中は、以下のような肌への刺激が強いアイテムを使用しないことを推奨します。

脱毛期間中におすすめできないアイテム
  • 毛抜き・脱毛ワックス
  • 除毛クリーム

どうしても使わなければならない場合の注意点も紹介しているので、ぜひ目を通してみてください。

毛抜き・脱毛ワックス

冒頭でもお伝えしたとおり、脱毛期間中は毛を抜く行為自体にリスクがありおすすめできません。

ポップアップが起きていない毛を抜くリスク
  • 次回の脱毛効果に悪影響を及ぼす
  • 肌トラブルの原因になる
  • 脱毛効果を実感できなくなる

毛抜きはもちろん、ブラジリアンワックスなどを使用した抜毛は控えましょう。

除毛クリーム

除毛クリームは毛を溶かすほどの強い成分を含んでおり、肌トラブルのリスクが高いのでおすすめしません。

医療脱毛後は肌のバリア機能が低下し、とてもデリケートな状態になっています。

何もしなくても赤みや痒みが現れることもあるぐらいなので、刺激の強い除毛クリームの使用は控えましょう。

カミソリ

脱毛後は肌がデリケートになっているため、肌にダメージを与えてしまうカミソリもおすすめできません。

とはいえ、ツルツルに自己処理するにはカミソリがもっとも綺麗に仕上がるというのも事実。

そのためどうしてもカミソリを使用する場合には、必要最小限の部位に抑えることを意識しましょう。

また刃は切れ味の良い状態を維持し、シェービングジェルなどを使用して肌へのダメージを抑えることをおすすめします。

医療脱毛後の自己処理における注意点

医療脱毛後の自己処理で意識していただきたいのは、とにかく肌をいたわるということです。

医療脱毛を受けた肌は想像以上にデリケートになっており、少しのダメージが肌トラブルに繋がることもあります。

医療脱毛後に自己処理を行ったあとは、いつも以上に保湿などの肌ケアに力を注ぎましょう。

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これは経験談ですが、筆者は脱毛後に生えてくる毛がイヤで毎日カミソリで処理していました。

すると強い赤みと痒みに襲われ、次回の施術で患部を照射できないという苦い経験をしました。

以下の記事では、筆者が医療脱毛を完了するまでの経過を詳しく紹介しています。

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医療脱毛で後悔したポイントについても紹介しているので、興味がある方はぜひご覧ください。

医療脱毛後の毛抜きに関するよくある質問

医療脱毛後の毛抜きに関するよくある質問は以下のとおりです。

むやみに毛を抜いてしまう前に、一度目を通しておいてほしい質問ばかりです。

脱毛後に毛が抜け始めるのはいつ?

まず、医療脱毛の照射を受けた毛はその時点で成長が止まる訳ではなく、5mm程度までは伸び続けます。

そのあと約1〜2週間後にポロポロと自然に抜け落ちる「ポップアップ」が始まります。

ポップアップが始まるまでは剃ったり抜いたりしないことが、脱毛の効果を実感するコツです。

引っ張らないと抜けない毛は引っ張っぱるべき?

引っ張らないと抜けない毛でも、時間が経てば必ず自然な摩擦でポロポロと抜け落ちていきます。

ポップアップが起きている毛であれば引っ張って抜いても問題はないですが、そうでない場合は以下のようなリスクを伴うので注意しましょう。

ポップアップが起きていない毛を抜くリスク
  • 次回の脱毛効果に悪影響を及ぼす
  • 肌トラブルの原因になる
  • 脱毛効果を実感できなくなる
毛を抜くことのデメリットは?

繰り返しお伝えしているとおり、ポップアップが起きている毛を抜くデメリットはありません。

しかし、誤ってポップアップが起きていない毛を無理に抜いてしまうと、以下のようなリスクが起こる可能性があります。

ポップアップが起きていない毛を抜くリスク
  • 次回の脱毛効果に悪影響を及ぼす
  • 肌トラブルの原因になる
  • 脱毛効果を実感できなくなる
脱毛後はいつから抜いていい?

医療脱毛の施術から1〜2週間経過後に、ポップアップが起きている毛は抜いても問題ありません。

ただし、ポップアップが起きている毛とそうでない毛は見た目で判別できないので注意しましょう。

医療脱毛後はいつから剃っていい?

医療脱毛の施術によるダメージを考えると、1週間程度は剃毛を避けたいところです。

ただし、ポップアップを体感したいのなら2〜3週間は剃毛しないことをおすすめします。

医療脱毛後の剃毛については以下の記事でも詳しく紹介しているので、興味がある方はご覧ください。

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医療脱毛後の毛抜きはおすすめしない

本記事のまとめ
  • ポップアップが起きている毛は抜いてもいい
  • そうでない毛を抜いた時のリスクが怖い
  • 医療脱毛期間中はフェイスシェーバーやヒートカッターがおすすめ

医療脱毛後の毛にポップアップが起きているかどうかは、見た目による判別ができません。

もしもポップアップが起きていない毛を抜くとリスクが大きいので、脱毛期間中は毛を抜くのを控えることをおすすめします。

代わりの自己処理アイテムとしては、肌に優しいフェイスシェーバーやヒートカッターがおすすめです。

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